怪文書08
「ふぅ、やっと着きましたねー……お疲れ様でした」
李衣菜と北海道のイベントに出演した帰り、一旦事務所に戻ることにしたので、東京モノレールじゃなくて京急を使うことにした。
正直京急はロングシートだし網棚にスーツケースを載せれる以外アドがないけど電車で1本で戻れるし経費精算的にも楽だからしょうがないね。
なんてことを言ってると
「えー別にどれ乗ったって変わらないじゃないですかー」
って言われた。まあ普通の人そうだよね。
ということで事務所貸与のPASMOで改札に入って階段を下りるとまもなく電車が参りますという放送が流れた。どうせ京成の3400あたりが来てキレることになると思っていたら1灯だけのヘッドライトがトンネルの向こうから姿を見せた。
つい感動して「おおおおおおおおマジかすげえ」と叫んでしまった。
「神崎さんどうかしましたか!?」
と李衣菜に心配されてしまった。申し訳ない。
ということでまさかのまさか、C-Flyerに乗ることが出来てしまった。初めてでちょっと感動。
李衣菜は「あっこの電車前向きの座席あるんですね!」と喜んでいる。李衣菜が喜んでくれて嬉しい(こなみ)
とりあえずスーツケースを網棚に上げて、オタクだから窓側に座りたかったけど通路側にアイドルを座らせるのも問題がありそうなので泣く泣く通路側に座る。この車両がいかに珍しい存在であるかを教えようと思ったけど多分理解されないからこの車両が珍しいことだけ教えた。
「へぇ~、ロックな車両なんですね!」
「公衆電話とかもついてたしね」
と言うと、
「公衆電話って、あの?」
と返してきた。一応存在は知ってるらしい。
ここから話を広げると切りが無いし何より北海道の帰りで疲れてるから寝たい。
最初は羽田空港からクロスシートに座れる喜びを2人で感じていたけど、既に大鳥居あたりで「これちょっと椅子固くないですか?」と李衣菜がお気持ちを表明し始めた。実は俺も穴守稲荷あたりから既に限界を感じ始めている。いい感じの座る位置を探していたとき、突然、「こういう体勢だと楽です」と言いながら李衣菜がこっちにもたれかかってきた。
「ちょっとこういう所では……」と窘めたけど気にする様子も無く、終いには俺の腕に抱きつくような形になった。いやちょっとそれはマズいって。
「だって神崎さんこういうところでポイント稼いどかないと振り向いてくれないじゃないですか……」
「え?何て?」
「べっつに何でもありません~~」
120km/h同士ですれ違ってる時って会話できないよね。
恥ずかしい空気を乗せた列車はエアポート快特だったこともあって事務所の最寄りまで結構早めに着いた。やっぱり京急だったんじゃないすかね。
「いやーいい車両に乗れてよかったね~」
「そーですねー」
李衣菜がちょっと冷たい気がする。
かと言って特に何が悪いのかも分からないしフォローのしようもないと思ってそのまま流れで解散したら翌日から事務所のみんなに生暖かい目で見られるようになったり李衣菜からのアタックが激しくなったのはまた別の話。
~この怪文書は千葉ニュータウン鉄道の提供でお送りしていたりはしません~
エロゲの話
Z2のクソみたいな記事のせいか毎日30近くアクセスあっておっp…おっぱげた!
でも見ても大した情報載ってないし見に来た人かわいそう(こなみ)
さて、GWも終わり5月病シーズンを迎え、人生終わらせたい機運が高まってまいりました。
人生詰んでくるとやりたくなるのがエロゲです。
エロゲモチベに波がありすぎるので買ったWinタブを持ち歩くこともなくなり、ついに売ってしまっていたのですが、ノートPCはバッテリーが死んだX200しかないので微妙に使いづらいし何とかならないものかと思っていたら最近はAndroidでエロゲがやれるらしいとのことで(エロゲオタク人生の)原点にして頂点、神ゲーであるところのラブラブルを買おうと思ったら結構高くて「そもそもこのゲーム外でやったらニヤニヤが止まらなくて不審者になるわ」と言い訳をしつつ買うのを諦めたのですが、積みゲーは増えるばかりなので対処したいしどうしようと思っていたところで吉里吉里をAndroidで動かすアプリを見つけ、早速課金しました(12月はPlayストアで課金するとクーポンバックがあったので躊躇いがなかった(既にデレステに25000円課金していた(それを元手にバレンタインみりあをお迎えしてリベンジを果たした)))
吉里吉里2や吉里吉里Zのゲームが動くらしいのですがあの手のゲームは暗号化されているものもあるらしく(?)Githubで配られているパッチを入れないと動かないのがほとんどという感じで割と面倒でつらい。たまーーーにパッチ入れなくても裸一貫で突っ込んでも動くのがあってびっくりする。(水葬銀貨のイストリアがそうだった) 逆にパッチ当てても何故か起動しないのもたまーーーにあるのでまあ運では。
※追記:起動しねえなって言ってたサツコイは自分のやり方が悪いだけでした(MUR)。あと旧作でパッチが必要だったNanaWindの最新作の体験版を入れてみたらパッチを当てずに動いたので体験版はパッチ要らない?
https://zeas2.github.io/Kirikiroid2_patch/patch/ こ↑こ↓
マシンスペックがいいと快適に動くそうです。僕はSD820/eMMC64GBパワーで大変サクサク動くのでZUK Z2買ってよかったという気持ちしかないです。相性がいいとWindowsで動かすのと大差ない速度までいきます。起動も5秒ぐらいで出来るし下手なタブより早いんじゃないかなって感じ
左上にFPS出してるのは設定で変えられます。
タッチモードとマウスモードがあって、タッチモードはWinタブとだいたい同じ感じで操作できます。
マウスモードだとカーソルが出てくるので画面をタッチパッドにする感じで操作できます。一応キーボードも出せます。
あとデフォルトだと中華フォントしか入ってないのでフォントを変えないと心がしんどくなります。一度適用するとアプリに取り込まれるとかでもないので端末上から削除するとまた中華フォントに戻る大変優しい仕様です(かなしい)
最近Conv/dec XP3っていう機能がついて何だこれと思ってたんですがとりあえず"speed up and reduce heat"って書いてあったんで読み替えが減って高速になるみたいな話なんですかね……
クロデでやってみたら若干速くなった気がするけど誤差かもしれない(適当)
ちなみにE-mote対応タイトルも動きましたが完全には動かなくて見た目が気持ち悪くなるのでやめた方がいいと思います
kirikiroidくんでエロゲをやるにはエロゲのインストールデータほぼ全コピーが必要なので1タイトルで一気に4GB近く持って行かれるのが割とネックになります。microSDに入れても速度が出ないとカックカクになってしまうので(これはWinタブでも変わらない)高いSDが必要になります。でもZ2にmicroSDはささりません。おしまい。
とは言うものの高いSDカード使ったことないんで金をかければ本当にeMMCに入れた時と同じように動くかは誰か教えて(適当)
電車で立ちながら積みエロゲを消化できるのはやっぱりいいですね。世の中のエロゲ全部吉里吉里になってほしい。
というかそもそも5インチスレートでWin10ARMの端末が出てくれればこんなことしなくてもいいんでそういう端末出て(懇願)
ZUK Z2を買ったので備忘録
タイトルの通り買ってしまったんですよ。
中華端末大好きアフィブログくん見てたらBanggoodくんで$189で売ってるって書いてあって気が付いたらPaypalから支払い完了のメールが来ていた。トランプが勝利する前で本当によかった。
EMSをご利用してもかれこれ10日ぐらいかかって日本の物流の凄さを改めて思い知りました(小並感)
梱包もありえん雑だし本体が入ってる箱が潰れててお気持ちを表明しそうになったけど中身が無事だったし気にしないことにした。
充電器とType-Cケーブルは同梱されててサラサラな方のフィルムが貼ってあったので大変有能みを感じたけど充電器の出力が5.3V2.5Aっていう微妙な出力何やねん……
あと未だに分かってないことがあってQuickCharge2.0充電器で充電しようとすると一瞬で切れて充電できないっていう事案があって割と使いにくいから誰か解決して(投げやり)
カバーとガラスフィルム(フィルムが貼ってあるとは知らずに注文した)が届いてからいろいろ弄ろうと思って待っていたところ、ガラスフィルムはちゃんとZUK Z2用なのにカバーはZUK Z1用のが届くっていうファインプレーをされてお気持ちの奔流が巻き起こった。正しいのを送れ!(怒) バカモン!!!(怒)(怒)(怒) って言ったら「在庫がないから返金にしとかへん?」って言われてとりあえず返金してもらって別のカバーを注文したけどよくよく考えたらこの10日の間に円ドルは10円ほど値動きをしてて大変悲しいことになってしまっていた😇
以上が届いた時の日記みたいなもので以下は弄った時や他人に押しつけた時の備忘録的なものになりそう
この端末は有能な点もあるものの割とドルオタ弁護士みたいなところも多いので何回かナイフでめった刺しにして殺しそうになりました。お金を持っている人は大人しくXperiaを買おう!
まず入っていたのがショップROMだったので(2chでショップROMという単語を見るまでそういう存在を知らなかった(日本語訳がガバ穴ダディーだった時点で気付くべきだった))、その内7.0へのアプデが来るらしい公式ROMを入れようという感じになった。ネットにはChina版とIndia版が転がっているらしいが、中国語が全く読めないのでIndia版にした。English(US)に圧倒的感謝💪💪💪
まあ結局MoreLoacale2使うからどっちでもいいんですけどね。ちなみにIndia版だとナビゲーションバーがデフォルトでONになっている(China版はデフォルトOFFらしい)のでその辺も考慮すればいいんじゃないかと思います。ただこいつのナビゲーションバーくんはタップしても何も反応がないんで「本当に押せているのか?」と気になることが多々ありました。
話は戻りますが公式ROMを焼く時が若干面倒で、QPSTを使ったのですが、手順としては端末をPCに繋いだときに現れるCDドライブ(ドライバが入ってる)からドライバをインストールし、一度DIAG MODEに入ってポートだか何だかを認識させた後にもう一度通常起動させてからedlに入ってROMをDownloadするという工程です。そもそもDIAG MODEへの入り方がなんていうか優しくなくて、下Volをずっと押しっぱなしにしながら電源ボタンを0.5秒ぐらい、バイブが震えるまで押してすぐ放したのと同じぐらいの時にUSBケーブルを端末に差し込むという儀式を行わないと入れません。DIAG MODEに入ったと分かるまで下Vol放しちゃダメですからね。
あとQPSTくんもこれまた無能で、ファイルパスが長いとエラーでROMが焼けません。しかも一度それで弾かれたからってフォルダ名を変更してもエラーになります。僕の場合は一度ソフトを閉じたら上手くいきました。「ディレクトリが見付からない」などのエラーが出たらとりあえずQPSTを閉じてファイルパスをクッソ短くした上でもっかい起動すればいいと思いまスゥゥゥゥゥゥゥゥ……
先ほど使ったDiagnostic Portはちゃんとポートとして認識するので公式ROMを入れるついでであっさりプラスエリア化ができます。もちろんBootloaderのUnlockも必要ありません。実際にBandⅥを掴むようになっているかは分かってないので実地調査をその内やりたいですね。
追記:BandⅥで通信できました(スクショないのは許し亭許して)
BootloaderのUnlockはググったらいろいろ出てくる感じの通りできました。一つ引っかかったのがUnlock申請にメンバー登録が必要と出てくるので仕方ないから登録しようとすると大陸さんサイドの電話番号を要求されぽやしみ~😇という感じになってしまいます。これについてはメアドだけで作れるLenovo IDで通るという報告を見かけたのでそんな感じにしました。
とりあえずそんな感じでBootloaderのUnlockを済ませてググると上の方に出てくるTWRPを焼いていざカスROMを試してみるか!とやってみようとすると上手くいきません。India版の公式ROMを焼こうとも買った端末は根本がChina版だからかZUKのEUフォーラムとかで配ってるTWRPは焼けるけどROMが焼けないとう怪奇現象に襲われます。そこで中国版のに対応したTWRPを拾ってこようと思ったところで若干めんどくさくて、フォーラムに登録しないと落とせないように見えて面倒になります。実際はそんなことなかったのですが自分は情弱なので見つけるまでに15分使いました。「TWRP-3.0.2-20160712-ZUK_Z2-CN-wzsx150」で調べたりすると幸せになれます。ただそれでも厄介なことに、同じファイルがimgだったりzipに固められて上がっているにも関わらず、全部Baiduにしか上がっていないので環境によっては回線がブチブチ切れてロクにTWRPが落とせない事案が発生します。
あと入れたカスROMの話をします
XDAにあったCM14.1Betaは「画面がおかしい場合はbuild.propにxxを書き加えてね」ってあるのにCM付属のファイルマネージャで開こうとしたら開けない上にアプリごと落ちたので萎えて諦めました
Mokeeは微妙にかゆいところに手が届かなかったのでこれも諦め
最後にRESURRECTION REMIXを試したら自分に合ってたのでこれでいこうかなって感じです
具体的にはナビゲーションバーをしこしこし易かったのとSIMを個別でONOFFできてYモバSIMも0SIMもすぐにLTEを掴んで嬉しかった(こなみ)
他にも種類は少ないながらカスROMは転がってるので試してみたいみはある
どこだかのCM13で中華アプリがsystemにいるからリカバリでROM焼きした直後に…消そうね!って書いてあったけどXDAのCM13系は特にそういうの入ってなかったしどこのに入ってるんだろう……
とりあえず文章を殴り書きした感じになっているし途中で継ぎ接ぎしたのでもうめちゃくちゃや。気が狂う。
リンクや写真等後日追加や文章の修正をするかも(しないかも)
怪文書07
事務所のみんなと卓球をする話
最近事務所全体が忙しかったこともあって、たまには何かイベントをやろうということになり、プロデューサー権限で卓球大会を開催することにした。なぜ卓球にしたのかというと、自分がある程度できてなおかつ事務所内の他の人があまりやってなさそうな球技ということで選んだ。これについては桃華に一発で見破られ、「自分が勝ちたいという魂胆が見え見えですわ……。そんなプロデューサーちゃまもかわいいのですけれど」というお言葉を頂いた。褒められたのか貶されたのか分からない。賞品をどうするかという話で少し揉めたが、賞品は「ちひろさんに常識の範囲内で好きなお願いを聞いてもらえる」ことと、副賞にぴにゃこら太のぬいぐるみがプレゼントされることになった。
いよいよ卓球大会当日。参加者はぼく以外に、李衣菜、奈緒、凛、きらり、美波、幸子、茜の7人が参加を表明し計8人になった。なんだかんだ人数が増えてしまったので、トーナメント戦での開催と相成った。対戦は、
①P vs 凛
②奈緒 vs 美波
③李衣菜 vs 幸子
④茜 vs きらり
という組合わせになり、準決勝は①と②、③と④の勝者がそれぞれ対戦する。
1試合目、凛との対戦。本気を出すまでもなく勝てたのだが、凛が試合中「ここで決めるよ――」とか「逃さないっ――」とか発言がいちいち""蒼""くて後ろで観てる奈緒と加蓮がめっちゃ吹き出しそうにしてたのが面白かった。
2試合目、多芸に秀でている美波が1枚上手だったのか、乱戦の末美波が勝利した。本当に何やらせても上手いし化け物では。
3試合目、「フフーン!卓球するボクもカワイイですね!」と言いながら試合に参加した幸子が李衣菜に完膚なきまでに叩きのめされる。負けた後も「運動ができなくてもボクはカワイイことに変わりありません!」と言っていて李衣菜がちょっと引いていた。
4試合目、ぼくは茜が勝つと予想していたが、きらりが手の長さを生かして「にょわーっ☆」って球を拾っていくので、きらりの粘り勝ちという結果に終わった。
ここで一旦休憩にしてお昼ご飯を食べることにした。コンビニおにぎりを食べていたら外に昼食を買いに行っていたらしい凛奈緒加蓮が帰って来て、買ってきたポテトをみんなにお裾分けしていた。ちょっと意味が分からない。当たり前の話だが匂いが部屋中に充満したので換気させた。自分たちが原因なのに暑いと文句を言ってくるのはやめてほしい。
そして始まる準決勝。ぼくと美波の対戦はぼくがあっけなく勝利したが、汗をかいた美波がセクシーで股間に大変悪かったので試合後の方がつらかった。アイドルのみんなにはこの動揺を隠し通せたと思っていたが桃華がすごくニッコリと意味ありげな視線をこっちに向けてきていた。特に何もされなかったが後々何があるか分からないので怖い。
李衣菜ときらりの対戦の時は用があって席を外していたのだが李衣菜が勝ったらしい。きらりよりは戦いやすい相手だと思うので気が楽だ、そうこの時は思っていた……。
いよいよ決勝戦、ここまで勝ち進んで来られたので、ぼくはちひろさんに「3日間仕事を代わってもらう」というお願いをして家で自堕落な生活を送るんだ、と意気込んでいた――――この時はまだ。
こちらがサーブ権を得たので、最初からバックスピンサーブをお見舞いしてあげることにした。しかしなんと打ち返されてしまい、運悪く逆サイドに飛んでいき打ちそびれてしまった。まさかこんな失点をしてしまうとは……。まぐれに違いない、そう思いたかった。
しかし現実は非情で、李衣菜相手になかなか点が取れない。そこで作戦を変更してカットとロビングを多用してミスを誘うことにした。ところが李衣菜のスマッシュ成功率が予想外に高く、打ち負けまくったので結局作戦を変えた意味はなく、あえなく惨敗した。
「ああああああ俺の3日間の休みがああああああ」
思わず叫んでしまった。
「プロデューサーさんはちひろさんに一体何をお願いしようとしたんだ……」と奈緒には呆れられた。
次の球技大会はもっとマイナーなゲートボールにしようと決意した。
ところで李衣菜のお願いって何なんだろう。そう思っていると、
「ちひろさん!プロデューサーさんに明日から3日間有休を取らせてください!」
おっ?これはもしかして図らずもぼくの狙い通りになるのではないか?(有休が使われることを除けば)
と思っていたら爆弾発言が飛び出た。
「あと、プロデューサーさんの家の合鍵ください!」
え。
「わかりました」
いいのかよ。いやダメでしょ。
「日頃のお礼にプロデューサーさんのお世話させてもらいますね!プロデューサーさんを絶対に振り返らせてみせます!」
いやもっとダメでしょ。
「子供だけは作らないようにしてくださいね~」
直球だなおい!ってか暗にヤるのはOKって言ってるじゃねえか!
この事務所大丈夫なのか…
この後李衣菜に3日間襲われまくったりリベンジマッチとして行ったゲートボール大会で今度は桃華に負けてまた襲われるのはまた別の話。
怪文書06
4留した挙げ句中退したプロデューサーが事務所のアイドルにバカにされる話(仮題)
「プロデューサー、中退ってなあに?」
みりあちゃんにそう問われたぼくは大学に入ったものの勉強について行けずに留年しまくって結局中退してしまった頭の悪い人間だ。この事務所の社長にコネで採用してもらったはいいが、営業成績は芳しくない。こんな感じなので、事務所の中のヒエラルキーでは最下位である。
ぼくの一日は出社してくるちひろさんや社長さんにお茶を汲むところから始まる。別に命令されたとかそういうことではない。点数稼ぎ。最初はお茶がマズくて社長にキレられました。この件に関して、「社長はプロデューサーを雇うよりアクアクララを設置する方にお金をかけてほしかった」とちひろさん。悲しい。
失敗が多いのでアイドルからも敬意を払われてない。本田未央さんに「焼きそばパン買ってきてよ、暇でしょ?」とパシられるし、北条加蓮さんはすれ違いざまに「ウケる~」と一言だけ言って去っていった。
この前道を歩いてる時に犬の散歩をしている渋谷さんに会った時は犬がぼくに向かって吠えまくってきたのに無視された。幸子ちゃんには「この人にカワイイって言われても全く嬉しくありません」って言われたし、二宮飛鳥くんには「愚かだね。」と切り捨てられたし神崎蘭子さんにはそもそも話しかけられない。鷺沢さんには「単位、ってどうやったら落とすのでしょうか……きちんと勉強されなかったのですか……」って言われたし、橘さんには「勉強教えてあげましょうか?」と遠回しにバカにされた。事務的な事でもお話ししてくれる神谷奈緒さんと新田美波さんぐらいで悲しい。もちろんプライベートな話はしてくれない。
自分の担当アイドルの多田李衣菜ちゃんに経歴を話したら「よく分からないけどロックですね!」って言われていつバレるのか不安だし、櫻井桃華ちゃんには「他のプロデューサーに変えてくださりませんこと?!」と何回か言われてる。
いつクビになるか冷や冷やしながら生きてます。つらい。
~後日談~
どういうことか李衣菜ちゃんにバレたけど「私は学歴で人を差別したりしませんよ、そういうのロックじゃないじゃないですか」って言ってくれてガチ泣きしたら「今までつらかったんですね…」って慰めてくれた。この子を泣かせるようなことはしないと誓った瞬間である。それも見た桃華ちゃまも思うところがあったのか「プロデューサーを変えろ」とは言わなくなったので平和になりました。
ほんの少し事務所での人権が少し回復したある日、高垣楓さんに飲みに誘われたので飲みに行ったら速攻で潰されてしまい楓さんに介抱された話が翌日事務所に広まって再び人権がなくなりました。ぽやしみ~
有松絞りまつり
そういえばこの土日は有松で絞りまつりがありましたね。有松町が昔知多郡だったと今日知りました。
(毎年急行が臨時停車する日というイメージしか)ないです。
毎年6月の第一土曜は競馬開催、絞りまつり、西枇祭りと沿線での催事がいっぱいで臨時停車が3駅になります。時間的に有松と二ツ杁は被らないのですが競馬と有松、競馬と二ツ杁は重複するのでダイヤ的につらいものになります。特に西尾線直通は豊明に特別停車しているし競馬と有松に止まって停車駅が準急になります。神宮前から準急だしもう新安城から準急でいいのでは。
昔は西枇杷島に準急が止まってたんですが去年だか一昨年だかから急行が二ツ杁停車に変わってしまって悲しみが深いです。
昔準急停車駅が西枇杷島から二ツ杁に変わったのは何か理由があったと聞いたんですがそれと同じ感じなんでしょうか。職員の人に聞きたい。
自分が大学に行く時に岐阜行き急行に乗ったんですけど、前後で快特に抜かれたあと競馬と有松に止まって鳴海に着いた時には2分半ちょい遅れて、鳴海発車後に3分遅れてごめんねって放送しててなんだかな、って思いましたけど臨時停車の駅を使わない人には迷惑な話だしそういうもんなのかな、って思いました(こなみ)
神宮前~金山で新鵜沼行き急行と同じ速度で同じ加速度でぴったりとくっついてたのがすごいと思いました(池沼)
怪文書05
(お題は)ないです 桃華ちゃんと李衣菜ちゃんにハメられる話(仮題)
ぼくは多田李衣菜ちゃんと櫻井桃華ちゃん、2人のアイドルのプロデュースをしてるんだけど、最初は2人とも知り合いってわけでもなかったし余所余所しかったんだけど徐々に2人の仲もよくなっていって事務所の空気もいい感じになってめでたしめでたしってなるはずだったんだ。少なくともぼくはそう思っていた。
ぼくが一応プロデューサーってことになってるんだけど、まあぼくが頼りないこともあって、2人にかなり助けてもらっていたんだ。例えばりーなちゃんはお茶を入れてくれるどころかよく料理してくれるし(しかもめちゃくちゃおいしい)、桃華ちゃまに至っては家の伝手を使って住宅を斡旋してくれたしもう頭が上がらない。
そんなある日、その日は李衣菜ちゃんしかいなかったんだけど、その日はたまたま味噌汁を作ってくれたんだ。いつも作ってくれるお礼を言うんだけど今日は李衣菜ちゃんの返しが違って、「これからもずっと私の作ったお味噌汁を飲んでくれますか?」って聞いてきたんだけどどう答えたもんか分かんなくて「えっどういうこと?」って聞いたら「こういうことですっ」って言ってちゅーしてきたの。唇に。「お仕事関係なく私と一緒にいてくださいっ」って告白されて混乱して「よろしくお願いします……」って答えるしかできなかった。
翌日、今度は桃華ちゃましかいなかったんだけど、ちょっと様子がおかしくて、どうしたんだろうって思ってたんだけど、いきなりちゅーしてきて、「わたくしも李衣菜さんと同じお気持ちですの」「李衣菜さんではなくわたくしと一緒にいてくださいまし」って言われてさらに混乱して「はい……」としか言えなかった。
まあそんな感じでどっちにも告白されてしまったんだけど、現実二股みたいな感じになっちゃったし「どうなってるんですか(の)!」って問い詰められるのは目に見えていたよね。焦ったぼくは「2人ともと一緒にいたい」ってに言ったら「本当です(の)ね?」って両腕に抱きつかれたんだ。後で話を聞いたらぼくを陥落させるために2人で口裏を合わせていたみたいで、ぼくに二股をかけさせて弱みを作って強引に2人と一緒にいさせようっていう計画だったんだけど見事にはまってしまったということらしい。最初から2人の掌の上だったらしい。これからも2人の掌の上で踊らされるんだろうなあと思いつつ、この2人になら何をされてもいいなって思った昼下がりだった。